昼からお酒…というと、
明るいテラス席でシャンパン、
みたいな絵が浮かびがち。
ですが毎度毎度そういう気分でもないし、
時には落ち着いた空間で
しっとり飲みたいこともあります。
そんな時に良いのが「蕎麦屋飲み」。
通し営業のお店も多く、
中途半端な午後の時間にちょっとつまみながら
ゆっくり過ごす蕎麦屋時間、最高です。

とはいえもちろん蕎麦屋ならどこでも、
というわけではありません。
しっとり昼から飲める条件としては
以下をチェックしたいところ。

  • 落ち着いた情緒ある空間
  • アルコールメニューが豊富かつ時間を問わずオーダー可能
  • つまみメニューが豊富かつ時間を問わずオーダー可能

これらを完璧に兼ね備えているのが、
表参道の「しろう」です。

しろう画像

少し奥まった通りに面した一軒家は、気を付けないと見逃してしまいそうな静かな佇まい。

しろう画像

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ランチには遅くディナーには早い、15時~16時。
まだ明るい外の光が差し込む店内は静か。
こういう中途半端な時間のお酒は
なんとも言えない贅沢な気持ちにさせてくれます。

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こういう時って、なんだか瓶ビールが似合いますよね。

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もっちりした蕎麦豆腐、山椒が効いた蕎麦味噌、
梅水晶の酒肴三種盛り。
それから冷たい出し汁で味わう
出し汁トマトにチーズの味噌漬け。
中途半端な時間には、
こんなヘルシーで軽めのつまみが嬉しいものです。
このあたりをつまみつつゆったり飲んでいると、
少しずつお腹も空いてきます。

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アルコールは焼酎、日本酒、ワインとそれぞれ豊富なラインナップ。でもやっぱりここは日本酒な気分。

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蕎麦屋のつまみの定番、板わさ。お店によってかなりクオリティが異なるものですが、こちらの板わさは、もっちりした弾力ある歯ごたえがたまりません。

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そして〆はお蕎麦…も良いけど、
あえてここは「抜き三種」で。
蕎麦抜きをつまみに飲むってなんだか大人な感じです。
そして炭水化物もカットできるから
ダイエット中の昼飲みにも最適。
鴨、とろろ、かき揚げの「抜き」、
それぞれ出し汁も異なっていて、
蕎麦屋で飲む喜びを間違いなく感じさせてくれるもの。
蕎麦はないけど蕎麦湯も出してくれます。

程よくお腹も満たされてほろ酔い気分で外に出ると、
まだ夕方と呼べる時間。
ここから本格的なディナーに移るか、
それとも帰ろうか?
蕎麦屋での昼飲みの後は
そんな幸せな迷いが生じてしまいますね。

しろう

営業時間 
11:30~22:00(通し営業)定休日 木曜日
昼飲み予算 
3,000~5,000円
住所 
東京都渋谷区神宮前3-5-1
TEL
03-5414-2311